利用者さんの日課は、一人ひとりの自主性を重んじ朝の起床時間や夜の就寝時間などは決めていません。消灯時間も「自宅で生活している」ことを考え、職員が巡視で回る直前の23:00としています。
食事の時間は朝食7:30~、昼食12:00~、夕食18:30~それぞれ1時間設けていますが、時間内に食べ終わることを条件に好きな時間に食事にくることができます。
また食後にはバーカウンターでの軽喫茶ができます。
平日の日中活動時間は朝礼開始9:30~11:45、午後は13:00~16:45。土・日・祝日は休日で自由行動です。
バーカウンターの営業時間は
朝7:30~8:30、昼12:30~12:55、夜19:30~20:30で軽喫茶ができます。
憩いの場ガーデンテラスは22:00まで開放しており、夕食後からはお茶をしながら談笑したりみんなでTVを観ながら過ごす方が多くいます。
障害者支援施設(入所)はアリーナで日中活動を行います。
活動内容は主に生産活動(企業からの軽作業等)や貼り絵などの作品を作りながら、
入浴(月・水・金:女性、火・木・土:男性、夏場は毎日シャワー浴あり)や洗濯を行い、夕方の15:45からは日常生活支援(居室の整理整頓 等)を行っています。また看護師による衛生検査(爪切り・耳かき)も各人2週間に1回ずつ行っています。
そして希望者は按摩マッサージ指圧師による訪問リハビリ・マッサージを受けることができます。
障害福祉サービス事業所(通所)は作業棟で日中活動(9:30~15:30)を行います。
活動内容は主に創作活動や貼り絵作品、そして脳トレ・手先のリハビリを兼ねたレクレーション活動などを行っています。希望者は入浴サービスも利用できます。
日中活動の中で係りを割り振り、コミュニケーションをとりながら自主的・意欲的に活動に取り組むようにしています。
障害者支援施設・障害福祉サービス事業所ともに週に2回、軽運動・レクリエーションを行っています。内容は歩行訓練(室内・外)・ストレッチ・風船バレー・卓球・吹き矢・風船バドミントンなどです。
希望制によるクラブ活動も行っており、音楽クラブ、手話サークル、クラフトクラブ(創作・手芸)、インドアゲームクラブ(卓上ゲーム・DVD鑑賞)の4つのクラブが月2~3回活動をしています。
そして定期的にショッピングセンターへの買い物外出を行い、必要な買い物と気分転換を図ります。同じく定期的に昼食外出も行い、近隣地域の色々な美味しいお店で食事をしてきます。
季節に合わせた各行事(お花見、納涼会、クリスマス歌謡ショー、忘年会、新年会、節分 等)や、
春は目的別グループ外出、秋は日帰り旅行に行ったり、年4回一般教養講座などがあります。
全利用者さんで構成される自治会。
会長・副会長をはじめ各役員を中心に活動しています。
特に「自分たちの生活の場は自分たちできれいにする」ため掃除当番やゴミ集め当番、食べこぼしチェック当番などの施設内清掃を行なったり、「障害を持っていて人からお世話されるだけでなく、自分たちにもできる社会貢献をしよう」と、災害などで被害にあった地域や福祉施設への義援金を送るなど社会貢献活動も行なっています。
音楽クラブ「サイレント・ベル」は平成14年、音楽好きの利用者が集まり結成。
ヤマハ音楽講師の故・勝田恵子先生に『音を楽しむ』ことを大切に、たくさんの曲を教わりました。勝田先生亡き後もその想いを大切にしながら活動しています。
「サイレント・ベル」の名称は、メンバーの中からの公募で選ばれました。
主にハンドベル演奏やパーカッションでの演奏も行い、年間の活動では施設内での演奏が2回・外部でのイベント出演は3~4回行っています。
手話サークル「FLD」は平成15年に発足しました。当時、聴覚障害のため全く耳の聞こえない利用者さんとなんとか話しがしたいと、2名の利用者さんが中心となって手話の勉強を始めました。
その後ボランティアさんにより、歌に合わせた手話=手話ダンスを教わるようになり、今
では手話ダンスで年間施設内で2回、外部イベントに2~3回の出演をしています。
「FLD」の名称はFinger Language Dance(手話ダンス)の頭文字をとってつけられました。
インドアゲームクラブは、主に屋内で行う卓上ゲーム(オセロ・将棋・トランプ等)やDVDで映画等を鑑賞します。このクラブから身障協関係のオセロ大会で好成績が狙える人が現れたら…と期待しています!
クラフトクラブは、手芸などの作品作りや絵画・書道など、趣味で自分を表現できる活動をしています。ビーズアクセサリーや写真立てなど、自分で作った物はやはり嬉しいようです。